旅行記〜京都編②〜

起きてお風呂入るも、お風呂でてからバスタオルもってくるん忘れたことに気づいた
お風呂でてここまでどうしようと思ったのは初めて
フェイスタオルもなし、携帯もなし、叫んだら相部屋の人に迷惑(相部屋の方が手前にある)
初めてドライヤーで体を乾かし、パジャマをさっと着てバスタオルをとりに戻った
近藤さんもバスタオルをワイが置いてあったことに一寸前に気づいたが、フェイスタオルを持っていたのだろうと思っていたようだ

10時半から着物体験を予約していたが、宿をでたのが10時17分で、バス停探しに迷って絶対間に合わないので電話をかけていると、近藤さんが外国人男性2人組に道を尋ねられた
以下ワイ編
・またもやなんか予約できてなかったっぽいが、遅れても大丈夫だし2人分着付けしてくれることに
・しかも当日予約4000円のところ、ネット予約の1980円でやってくれることに
・花魁体験を申し込んでいたのだが、花魁体験は同施設の別の店舗でやるそうなので、確認したらまた掛け直すと言われた

以下近藤さん編
・こちらも観光客で迷っているにも関わらず、調べて道を教えてあげようとする
・ついてこい!的な今で「Way to go!」と言う

そのあと一緒にバス停に連れて行くも、よく分からなかった
ここでワイに電話がかかってきて、花魁もできるという旨だった

そして地元民にバス停を尋ねて教えてもらう
そのバス停に目的地の竜安寺へのバスが来るが、全部のバスが通るわけでないので、確実なバスの時間を教えてあげねばならなかった
田舎民ワイ全然わからなかったが、大阪や兵庫に長らく住んだ経験のある近藤さんは11時7分のバスだろうと見込んだ
外国人に目を合わせ、11時7分の欄を指差し、「ディス!イレブン、セブン!」と言うワイ
時間の言い方忘れた
「eleven,seven?」と返してくる外国人
「ヒアー、バス、カモン!!!」と言うと4人で笑った
「アリガトウ、タスケテ…」
とサンキューフォーヘルピングのことであろう、助けてくれてありがとうの言葉をいただき、着付け体験の店へ

大雨が降ってきたが意地でも傘は買わず、無事11時半に到着
受付の人めっちゃ冷たくて京都人って感じだった
先に花魁体験
撮影部屋が4つあって、桜の部屋、藤の部屋、なんかの部屋(地味め、忘れた)夕闇(紅葉)の部屋があって、ワイは1番紅葉の部屋が良かったけど、近藤さんは可愛い系の大人しめな服が好きなので、藤とかがいいのかな〜なんて思いながら、桜か夕闇がいい!というと、「わたしも」と言われたのでホッとした
「こっちにする?」と夕闇を指差されたときは、近藤さん、神と思った
こういうとき趣味が合う友達と行った方が100倍楽しいなと思った
藤と地味な部屋はどうしても嫌だった

典型的花魁をテーマに、しかし髪型は前髪と横髪を残して、まげ(3000円)つけてアイシャドウは紫に(あとで赤の方が花魁っぽいかなとも思ったけど)つけま(500円)つけて、内側の着物は黒の花柄、打掛は赤にした

近藤さんは可愛い感じにしてくださいってゆってた

写真撮影、プロのカメラマンさんがやってくれたけど、穏やかな女の人で、めっちゃ癒された
小物2つ選べるってことで、迷わず1つ目は傘で、2つ目はキセルか扇子で迷って扇子にした
ポーズや表情、ちょっと小っ恥ずかしかったけど嬉しかったなあ
ワイ、後遺症の都合により左からの顔が好きなんやけど、せっかくの撮影やけん2枚目撮るあたりで「左からの顔がいいんです」と申してみたら、快く配慮してくれた、神対応あざす

近藤さんの写真撮影は最初から最後まで全部見てた
あんまり見よったら恥ずかしいかなって思ってまげの重さを実感したり、かんざしが壁に突き当たる感触を頭降って確かめよった
まげの中には発泡スチロールが入っとって、それに突き刺していくんやって

フリータイム中に打掛なしで小物自由に使って自撮りokとのことで、さっそく使えなかったキセルを使って撮影した
他にも狐の面とか手毬とかあった

インスタやツイッターハッシュタグつけると写真1枚無料とのことで、ワイは5枚(うち1枚無料)買った

合計2時間ぐらいかかった
近藤さんは髪型そのままで、ワイはスプレーしまくりの髪をほぐしてもらったがあとの着付け体験でどうにかしてもらおうと思いモジャモジャのまま出て行った
花魁体験で13000円使って、残金がワイ5000円、近藤さん3000円しかなくて、着付け体験が2000円なので、ギリギリだった

とりあえず着付け体験の受付をして中に入るも、そのとき2時
ワイ5時半のバスで帰らなければならず、残金も少ないしで悩む
着付けの人5人ぐらいに見守られながら
ワイの目の前の男の人が、「すぐ下に京都銀行があるので、そこで下ろしてきてもらっても」と言ってきた
ワイらが地元民に見えるか?
京都銀行の口座持ってるわけないやろ
そしたら隣の女の人が「せっかくですので時間に余裕があるときにまた来てくださっても」と助け舟
甘えて着付け体験はまた今度にすることに

予約できてなくて当日予約になったうえ遅刻したくせにドタキャン…最悪では

まあ気を取り直して、近藤さんが行きたいと言っていた金箔銀箔ソフトの店へいくことに
外に出たら尋常じゃない土砂降りだったが、走って地下を通ってバス停へ
断じて傘は買わない
雨の影響かめちゃくちゃ渋滞しとって、30分ぐらいで着くところ1時間かかった
そのときすでに3時過ぎ、若干のやばみ
でも雨がほとんどやんでいて助かった
ワイらの前に6人ぐらいの団体が入ってけっこう待った
近藤さんは金箔、ワイは銀箔
銀箔は金箔より厚みがあって、食感が若干だけある
ちなそれがその日初の食べ物
団体が聾の人たちで、手話で会話してた

それからバス停までの少しの間に、生八つ橋たい焼きなるものが
八つ橋カフェあったら行きたいとか昨晩言よったとこだったけんそれも買って食べた
ニッキとチョコと抹茶があって、ニッキとチョコにした

バス停からは京都駅までの急行バスがでとって、速やかに帰れた
そこからおみやげとバス内のご飯を買って、5時15分ぐらいにバス停にいったらちょうど来たので乗り込み、近藤さんが最後まで見送ってくれた

久々にほんまに楽しい旅だった

そのあとマッチ棒の家に行き、さっそくおみやげの生八ツ橋を2人で食べた