旅行記〜兵庫編➁〜

起きたら食欲がなかった

ティラミスと、新しいスプーンも持ってきてもらい、さあ食べようと思ったが、ティラミスを見てこれを食べなければならないと思ったら吐き気がしてきた

しばらく横になったらマシにはなるが、とにかく胃の調子が悪くて波があった

トイレで吐こうとしたが吐けなかった

チェックアウトの時間を超えると高額な料金がかかるので、まずはお風呂に入ることに

お風呂上がりに吐き気がきたので、「このままうずくまったりして休憩せず、少し無理をすれば吐けるのでは?」と考え、無理して着替えを続けると無事洗面器に胃液を吐くことに成功した

吐くとスッキリ!

しかしティラミスは残すことにした

こんぬは半分食べてた

ワイが食べれなかった4分の1を捨てることに

もったいねえや…


こんぬもマスカルポーネとポテチ油のボディブローにより胃もたれしつつ中華街へ

有名な老祥記で小籠包が並ばずに買えた

影を必死に探して食べた

餡がおいしい

門の前で客引きのお兄さんが背中を地面にこすりつけながら写真とってくれた

食欲はなかったがお兄さんの背中代として店に入ることに

オレンジに直接ストローさして果汁飲むやつ頼んだ

こんぬはオレンジが大好物である

ジュースはすぐ吸い終わって少しばかりの果肉をほじって食べた

そしてまた炎天下をウロウロ

引きこもりワイ、今年の酷暑を初めて実感した

とりあえず涼しい場所で座りたくて、店に入って蒸し鶏頼んだ

生まれて初めて野菜を心から欲して食べた気がする

蒸し鶏を半分こしたのにお腹いっぱいになって1きれ残した

それぐらい2人の胃へのダメージは果てしなかった


商店街をウロウロ

ネイルサロン見つけて、わりと安かったのでジェルネイルデビューすることにした

1時間後に予約できた

途中でワイの靴の裏が剥がれてきて、100均で瞬間強力接着剤買った

神戸ってキャンドゥ多いね

こんぬがトイレに行ったので、トイレ待ち椅子のとこで座って接着しようと接着剤を開けたが、中学生男子の2人がTIKTOKの撮影で頑なに退く気配がなかったので移動した

接着剤の口に穴を開けた時に中身が漏れて指に接着剤がついてしまった

調べると除光液で落ちるらしいので、マニキュア剥がしてもらうついでに接着剤落としてもらおうという算段をつけた

無事接着完了し、ネイルサロンへ戻った


まずマニキュアを剥がしてもらう

すかさず除光液を指の腹にも馴染ませて接着剤をとる

爪を丸く削る

ザリザリの爪やすりでゴシゴシ削られて、一緒に身も削れた

皮がむけた

ベースコートを塗ってジェルをつけてもらう

色は赤と決めていたが、デザイン迷いすぎてなかなか決めれんかった

赤、白、シルバーの三色にしようとしたがあんまり色が多いと服に合わせにくいかと思い白の部分も赤にしてもらうことに

ベタ塗りがよかったけど、そのデザインやと伸びた時に汚いって言われて初フレンチに挑戦

3週間もつらしいけんあわよくば東京までもってほしいなあ

リムーバーは薬局で売っとるらしい

最後オイルみたいなん塗って、ハンドクリームもつけてもらった

こんぬは始終楽しそうにネイリストさんと話してたけど、ワイは案の定そんなに盛り上がらず

神戸の人はどこで服買うんか聞いたんやけど、好きなブランドが心斎橋しかないけん心斎橋まで出て行くらしいよ

ワイらと一緒やんけ

デザイン迷ったんと凝っとるんもあってこんぬより40分ぐらい仕上がりが遅かった

ネイル気に入った


それから目当てのドムドムバーガーのカマンベールチーズバーガーへ地下鉄に乗っていった

にわかに不安になり始めるワイ

今までワイが行きたかったところ、だいたい取り扱ってない、期間終了、休業、閉店、閉業

グーグル先生に従っていったら、滅びてテナント募集してるとこ指してて絶望した

しかし!!

その先にひっそりと構えるドムドムバーガー!!

店見たことないけん看板分からんかった

無事食べれた

パンのかわりにカマンベールチーズで肉とトマトが挟まれとって、はちみつジャム入ってた

甘じょっぱくて美味

チーズなのに意外とむつごくなくて、胃もたれこんぬと半分こして食べれた

丸々1こ食べれる勢いだった


それから明日のボトムをすっかり忘れてきたワイのためにボトム探し

デニムのスカートか、ワンピースが欲しかったけどなかなか見つからず

GUでそれっぽいデニムスカート見つけたけどあんまり欲しくなかった

最後の賭けで閉店1時間前のWEGO

WEGOの対象年齢は過ぎたと思いきや、値下げで990円になった良さげなデニムスカートを見つけた

SとM試着して、Sでお腹周りぴったりだったのでそっちが欲しかったが、こんぬに見てもらったらMの方が丈感が良いということでMを買った

嬉しい買い物ができた


車を迎えに行った

1万円札で支払ったら、パーキングのおじさんが疲れてレジに10万って打ち込んでた

良いおじさんだった

熟考した結果、翌日の流しそうめんがだいぶ遠いので、夜のうちに少しでも近づいておこうということで姫路のラブホに行くことに

距離感分からないワイ、平気で高速使わず一般道で行こうとか言い出す


疲れをおして車を走らせること1時間

誰も通らん赤信号が多すぎてなかなか進まない上、平日の深夜なのに渋滞にまきこまれた

渋滞を回避すべく住宅街を通ることに

ナビに従うと、真っ暗で狭いめちゃくちゃ急勾配な坂を鋭角に曲がれとか、進入禁止の道なき道を左折しろとか言ってきて、200mぐらいバックさせられたりした

しかしなんとか渋滞を迂回し、そこからまた車を走らせ計2時間半ぐらいかかった

頼みのラブホは駐車場ガラ空きでついに到着


フライドポテト頼んでつまんで寝た