ポテサラを作って散歩して無期懲役囚のドキュメンタリー観ていじけた
ポテサラを作った
マッチ棒がマヨネーズを買い忘れてたのでふかし芋ににんじんときゅうりが混ざってる状態の何かに仕上がった
日が暮れてから散歩
珍しく6時台から散歩に繰り出せて自分に感心した
月曜から夜更かしを観た
・闇の深い人は南の国に逃亡しがち
専門家によると、人は現状が嫌になったとき、より遠くに逃げたくなる
暖かさ、緑、水の3条件がそろったところに行きたくなるから南らしい
沖縄の島で取材したら、明日離婚するので呑んだくれてる人とかおった
まだ遅くない!ってスタッフが背中を押すも、携帯を飲み屋で忘れたけどどこで飲んでたんか覚えてないっていうどうしようもない人だった
ワイも現状から遠ざかりたくてオーストラリアという僻地まで遠ざかった
なんかためになる動画見よってなってまず死刑囚のドキュメンタリー
・義母、妻、娘を殺した夫が死刑になった
・母、姉、姪を殺された弟が死刑を求めた
・義母に毎日いじめられていた夫は、幼き頃300人ぐらいの村で長男として生まれ、村中から可愛がられた、そんな故郷の村を義母に差別的に馬鹿にされて、カッとなって刺した
・いつもいじめられ心がおかしくなっており、義母と妻と娘を三位一体として捉えていて、義母を殺したら残りの2人も殺さなければと思ってしまっていた
・定期的に夫と面会していた弟、母にも非があり夫に酌量の余地があるとみなし、死刑の撤回を裁判所に求めた
・夫の村の人々も死刑撤回の署名を集めて提出
・しかし裁判所は上告を棄却し、死刑が決定した
・夫はやはり自分は死ぬべきだと手紙に残す
人を殺したやつなんか同じ方法ですぐに殺されてしまえと常々思っている自分でも、なんだか同情してしまった
最も意志を汲むべき弟の意見すら無視されてしまうんだなあ
それから無期懲役囚
・岡山刑務所には有期刑と無期懲役刑の囚人がいる
・仕事が上手くなるとレベルが上がり報酬も上がる、認めてもらえるという感覚が嬉しいと囚人は語る
・日頃の態度にも等級があり、一番高くなるといわゆる模範囚、点呼を自分たちで行い整った部屋と他より遅い消灯時間など、明らかに待遇が変わる、それを目標にしている囚人もいる
・無期懲役刑の中でもごく稀に仮釈を認められることがある、30年以上の服役
・仮釈の望みが囚人たちの生きる希望、刑期が終われば必ず出られる有期刑と、獄中死の不安のある無期懲役では全く感覚が違う
・認知症で自らの罪を忘れた人、ガンで余命5年と診断されたが、人の命を奪った自分が延命する権利はないと治療を断った人など
・娑婆に出た時働けるように、1日30分だけと決められた運動時間に懸垂200回など、多くの囚人が体を鍛えている
無期懲役の罪を犯したやつが、ほとんど一度も罪を犯したことのない人々の生きる世界に平気な顔で紛れてくるなと常々思っている私でも、人生の半分以上を刑務所で過ごしてる人々の暮らしを見てると、人生って一体…と思えてくる
20になるかならないかで罪を犯して、服役してもう50代後半という人もいて、そういう人がいつか社会に出た時のためにって体鍛えてて、そんな人に向かって死ぬまで刑務所入っとけとはよう言わんけど、自分が被害者遺族だったら、税金でのうのうと生きとらんと毎日苦しんでから死ねと思うだろう
なんであの時ああしてしまったか、今では分からんって人も何人かおった
人生とは
そんなこんなで夜勤終わりのマッチ棒と電話してたら「俺は夜勤終わり疲れてるから子供の相手は毎日は無理」とか言われていじけて次の日の約束ぶちった