旅行記〜東京編➀〜
夜の間に台風は過ぎ去り、無事に空港に向かえた
飛行機は、天気はあまり関係なく、飛行場周辺が風速18キロ未満なら飛ぶらしい
雲の上とぶけん雨も関係ないんだね
でも雨もふってなかった!
空港へ着くと大学で同じゼミだった老け顔ボーイがカップルでいるのに出くわした
アッサリとした挨拶だったが、ロビーで話した
二次試験けったんだろ?と言われ
そう、クレイジーだろ?と言うと
クレイジーダイヤモンドやなって言われた
彼らは1泊2日で遊びに行くらしい
羽田へ着くと、視界の端に中学のギャル同級生が映った気がしたけど見てないことにした
ホテルへ向かって荷物を預ける
さっそく海燕というロシア料理を食べに行こうとしたが、先に電話をかけてみた
すると、予約がいっぱいで火曜の午前なら行けると言われた
我々は月曜の夜に帰る予定なので、泣く泣く断念
さっそく出鼻をくじかれた
嫌な予感がしたワイは、このあとナイトプールや大江戸温泉、行きたい居酒屋など、当日でも行けそうなところにも予約に予約を重ねまくった
大江戸温泉は、ネットでチケット買うと2800円が2000円ぐらいまで安くなるのでおすすめ
ナイトプールのためにあまりガッツリは食べないでおこうと、韓国在住YouTuberの見過ぎで憧れに憧れたチーズホットドッグを食べに新大久保のコリアンタウンへ
けっこう歩いてやっとたどり着くも、売り切れてた
まだ昼の1時なのに
ショックすぎたが、通ってきた道にあった、これも憧れの韓国からあげの店へ
席に着くもピンポンが鳴らず苦戦
からあげ、なんか値段高いなと思ったら鬼盛りだった
ハーフ&ハーフで、プリンガールっていう味と激ウマみたいな味
しかも鬼盛りの辛い野菜そうめんみたいなんと、鬼盛りにんにくソースポテトと一緒に
食べきれずお残しをすることを我々はケガすると呼んでいるのだが、大けがだった
プリンガールは衣がドーナツみたいな味
ワイはなかなか好きだったが甘いのが苦手なマッチ棒はあんまりだった
激ウマはわりと辛くて、トッポギがかかってた
辛いん苦手なワイはあんまり
マッチ棒が、「なんかこの唐揚げおいしくない、もちみたい」って言っとってそれトッポギしか食べてないでって教えてあげた
にんにくソースポテト激ウマ
でも量が多すぎて食べきれんかった
激辛そうめんは水飲み干すレベルで辛い
ナイトプールあるのに無理やりつめこんで食べてしまった
いろいろ悲しみ
店を出て駅の近くに戻ると、チーズホットドッグの店が2つもあった
しかも有名店
尋常ではない悔しさ
このあとビキニ着るのにからあげ爆食いしてしまった…
1店舗しかないんかとおもてたよ…
ホテルに戻って水着を下に着た
マッチ棒は水陸両用水着なのでふつうに下に履いていった
タトゥーシールも貼りたかったが、タトゥー厳禁っぽかったのでやめた
ナイトプールまでは歩いて10分ぐらい
マッチ棒は財布を持ってきていなかったのだが、ロッカー使用に300円かかることが判明
マッチ棒のために300円と自撮り棒と携帯を握りしめ、ロッカールームを出てマッチ棒に渡す
マッチ棒がカギを閉めて帰ってくるも、「ワイちゃん、ロッカーの鍵は?」ときかれ、あれ?そういえばない!と思い、ロッカールームからロッカー出口までの短い距離を4回往復するけど、ない
この短時間にロッカーの鍵無くした
ロッカーの番号も覚えてない
オワタわ
自分のADHD具合に絶望しつつ、一応スタッフの方にきいてみると、この短時間に落し物として届けられてた
良かった
それからいざずっと想いを馳せてたナイトプールへ
マッチ棒のスマホは防水だが、耐水ケースに入れて持っていった
ピンクネオンで各種オシャレな浮き輪が豊富、すぐ近くに東京タワーが見える
細身の20代前後ギャルが200人ぐらいで、25オーバーは少ない感じ
もちろん家族連れなど1組もいない
女の子同士でキャピキャピはしゃぎながら自撮りを楽しんでる
男の人は5人ぐらいしかおらず、いずれもカップルである
写真をとりあえず撮る
ユニコーンの前に行列ができてて、どうやらスタッフの人がユニコーンに乗ったギャルたちを写真に収めてくれるらしい
その待ち列だった
恥ずかしかったが、せっかくなので並ぶことに
得意な角度の方にユニコーンの向きを変えてもらい、写真をとった
あぁ……私も女友達いっぱい連れてここに来たかったなあ……
何枚写真とっても楽しかっただろうなあ……
足先の写真とか撮っちゃったりしてさ……
まあだれ誘っても来てくれんかったけど…
と申し訳ないことにマッチ棒に愚痴る
その前方には貝殻に並ぶ行列
これにも恥ずかしかったがとりあえず並ぶ
ナイトプールは水遊びの場でなく写真を撮る場だと思っているので
しかし、この貝殻の列は先程とはシステムが違う
まず、写真をとるペア、貝殻になり写真を撮ってもらうペア、そして写真を撮り終わったペアがプールに入り貝殻の後ろから沈まないよう支えるというシステム
つまり行列に並ぶ前後のペアと協力しなければならない
あ〜〜帰りたいなぁ〜〜
女子と来たらノリで行けたかもしれない…くじけそう…
そう思いながら前のギャルの写真をとる
ワイなりに頑張って撮ったけど、すごい微妙な顔しながら写真みたあと「東京タワー入れてもらっていいですか?」って言われ、5歩ぐらい下がって撮ろうとしたが、よりによってワイの真後ろで巨大なアヒル浮き輪に空気入れ始めやがった
できる限り下がって撮ったが、結局ギャルは不満気だった、下手くそでごめんな
不満気ギャルに貝殻を支えてもらい、次のギャルに写真をとってもらう
真珠を模した白く発光する玉みたいなん持ってたんやけど、「それ2人で一緒に持ったら〜?」「あっカ〜ワ〜イ〜イ〜〜♡」と言いながらいっぱい撮ってくれた
ワイの精神が限界を迎えそうであった
ギャルにカワイイと言われると精神が削れる
そして初めて着水
マッチ棒が貝殻を支えるか支えてないかで貝殻に飛び乗るギャル
ちなみにうまく支えられないと人間もろとも転覆する
化粧がくずれてしまうので映えを狙うギャルを転覆させるわけにいかない
「あっ待っ待ってください」って陰キャ丸出しで言うと、「お兄さんが支えてるから大丈夫かなと思ってえ〜〜♡」と返事がきた
ギャルは勝手な生き物である
無事ミッションクリアし、貝殻を離れることができた
Night Poolと書かれた映えネオンの前に行くと、優しそうな金髪ショートギャルが写真とりましょうか?と声をかけてくれた
しかしなかなかネオン前のギャルがどかない
コミュ強金髪ギャル、先にネオン前ギャルの写真を撮ってあげる
ネオンの写真だけでよかったのだが…と思いつつネオンと一緒に撮ってもらった
さすがギャル、上手い
お返しに写真を撮ったら、気を遣ってくれた感じで笑ってた
PINK DISCOと書かれたステージの様な写真スポットでも、行列ができていたが、これはスタッフがいい感じに撮ってくれる感じだった
これはなかなか並んだ
ステージに立ち、ハートの浮き輪を使って、行列に向かってポーズと表情を作るわけである
これもめちゃくちゃ恥ずかしいな
しかもみんなモデルばりにかわいい
はあ……
痩せたはいいが別に細いわけでもないワイの体型
あと10キロ痩せたって死にはせん体重…
とか考えながら写真スポットへ
カップルなら2人でハートを作ったりする方もいらっしゃいますよ♡と言われたが普通にピースした
それからプールに入って遊んだ
カナヅチで川に流されたこともあるマッチ棒、もちろん滅多にプールに入ったことがないので、パチャパチャして「楽しい!楽しい!」って言ってた
アホって元気でいいな
そこでわたしも初めてなんか楽しくなってきた
ハートが2つつながった浮き輪に入ってスタッフの人に撮ってもらった
閉園しかけの時に、ボールプールでスタッフに写真撮ってもらったり
とりあえずひと通り写真とれたしなかなか楽しかった
そのあとすぐ近くの東京タワーへ
天の川イルミ、ブルーLEDと風鈴できれかった
帰宅しながらプールも終わったということで田舎には珍しいナチュローで爆買いして爆食いした